金本監督 西岡遊撃構想 久慈コーチの“推薦”に「俺もそう思う」

[ 2018年1月28日 05:30 ]

阪神の西岡
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 阪神・金本監督が今春キャンプで西岡を本格的に遊撃復帰させる意向を明かした。

 久慈内野守備走塁コーチが26日に「昨秋のキャンプでもセカンドよりもショートの方が良かった」と発言したことに「俺もそう思う」と呼応した。

 大和のDeNA移籍で混戦ぶりに拍車のかかった正遊撃手争い。糸原、北條、植田、熊谷ら若手を対して西岡の評価が急上昇中だ。16年7月の左アキレス腱断裂からの復帰過程の一環として33歳で参加した昨秋の安芸キャンプでは二塁だけでなく遊撃でも練習。ロッテ時代の全盛期には2度のゴールデングラブ賞も獲得している守り慣れた“定位置”で軽快なフィールディングを披露していた。

 金本監督はレギュラー未確定の捕手、二遊間の選定基準にも言及。捕手、遊撃手については守備力重視の方針を強調した。「ショートとキャッチャーはな。セカンドはある程度打たないといかんけど、今の時代は」。攻撃面も魅力の西岡ながら守備にメドが立てば、二塁手は大山、上本らを打力重視で選ぶことができる。久慈コーチが「あれだけのメンバーで2つしか枠がないからね。頭が痛いよ」とこぼすほどの大激戦の二遊間争い。実績ピカイチの西岡が台風の目になりそうだ。

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2018年1月28日のニュース