旧知のドリス太鼓判 ロサリオはメッチャ打つ「凄い長打力 率も残せる」

[ 2018年1月28日 05:30 ]

若手に交じってノックを受けるドリス
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 猛虎期待の新主砲の活躍に守護神が太鼓判を押した。27日に自主トレで甲子園室内を訪れた阪神のラファエル・ドリス投手(30)が、28日に来日する同じドミニカ共和国出身のウィリン・ロサリオ内野手(28=前韓国ハンファ)と旧知の仲であることを明かし、実力の高さを証言した。

 「カブスのアカデミーで一緒だったんで、16歳ぐらいから知っている。すごい長打力がある。長打力のある選手はアベレージを残せない人も多いけど、彼は打率も・280から・300ぐらいは打てる。長打力を持ちながらコンタクトもできる選手だよ」

 年齢はドリスが1つ上(ロサリオは2月で29歳)で、若かりしころはメジャー昇格を夢見てともに汗を流した仲。ドリスがカブス、ロサリオがロッキーズ時代に一度だけ対戦経験があり「二塁の後ろにポテンヒットを打たれた。メッチャアカン!」と得意の?日本語を交えて振り返った。

 米国、韓国でも十分な成績を残したロサリオの適応力についても心配はしていない。日本球界では2年先輩となるだけに「実績があるからすぐに溶け込めると思う。でも、文化も違うから伝えられることは伝えていきたいね」と“兄貴役”にも名乗りを上げた。

 昨季37セーブで初タイトルを獲得した自身の調整も順調そのもの。25日の来日後は激しい寒波に見舞われても「逆に良かった。寒いから体をしっかり準備して温めないといけないから」と前向きだ。もう一人の新助っ人でベネズエラ人右腕のモレノから「抑えを任されたら35セーブはしたい」と“挑戦状”を叩きつけられたことを「彼にもチャンスはあると思う。自分は継続して努力するだけさ」と余裕十分で受け止めた。(山添 晴治)

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2018年1月28日のニュース