オリ増井 新本拠“ミスターゼロ”継続誓う 古巣ハムにも意地の0宣言

[ 2018年1月15日 05:30 ]

青空の下、キャッチボールをする増井
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 「ミスターゼロ」継続だ。日本ハムからFA権を行使してオリックス入りした増井が横浜市内で自主トレを公開した。新本拠地となる京セラドームでは、日本ハム時代の14年から7試合連続無失点と記録を継続中で「投げやすいイメージです。自分が好きなマウンドで投げられるのは、良いですね」と語った。

 昨季は52試合で6勝1敗27セーブ、防御率2・39を記録。平野がダイヤモンドバックスに移籍したため、新守護神として期待がかかる。日本ハムで本格的に抑えを担った14年以降、京セラドームでは7試合計5回2/3を無失点で、ほっと神戸でも2試合計2回を無失点。「硬いマウンドが好きなので、自分に合うのかなと思う」とし「平野さんがいても競争して抑えを、というつもりだったし、こうなった以上、より頑張らないといけない」と自覚を口にした。

 ランニングやキャッチボールをこなした右腕は「理想はゼロ。1年投げれば、いろいろあると思うので、まずは防御率1点台を目標に」とした上で、日本ハム戦については「1年間、ファイターズからは点を取られないようにしたい」と決意を込めた。プロ8年間で通算110セーブを積み上げた右腕が、オリックスを浮上させる。 (湯澤 涼)

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2018年1月15日のニュース