ヤクルトドラ1村上 筒香バット試す 開幕までに相棒探し

[ 2018年1月15日 05:30 ]

筒香モデルのバットと西武・松井に近いモデルのバットの2本を持って引き揚げるヤクルトのドラフト1位・村上
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 ヤクルトのドラフト1位・村上(九州学院高)が埼玉・戸田で行われている新人合同自主トレでDeNA・筒香モデルのバットを試し始めた。「まだまだ使いこなせません」と振り返るが、高校通算52本塁打のパワーを生かせる相棒を探している。

 かねて使用してきた西武・松井モデルの白バットでティー打撃をした後、黒い筒香モデルでもう1セットを追加。入団会見で目標に掲げた「侍ジャパンの主砲」のバットは、先輩・雄平からプレゼントされた。前日に室内練習場でバットの相談を受けた雄平は「(村上のバットと筒香モデルの)グリップは同じ」で、「(バットの)芯が太い」と説明。タイプが似ているならば試してみる価値があると説いた。

 プロで打撃を生かすため、村上は捕手から三塁へ転向する。打率を残しながらアーチを量産する筒香はまさに理想となる。将来的に侍ジャパンの中軸を目指す村上は「開幕まで試して一番、良いものにこだわりたい。結果につながると思うので」と目を輝かせた。 (細川 真里)

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