阪神ドラ4島田 糖類増で盗塁量産「いちごパフェが食べたい!」

[ 2018年1月15日 05:30 ]

ノックを受ける島田(手前)
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 阪神のドラフト4位・島田海吏外野手(21=上武大)は14日、兵庫県西宮市内の鳴尾浜球場で新人合同自主トレを行い、甘党であることを告白した。13日から取り入れられたゴロ捕球のミスに対する罰ゲーム。日曜日で、今までより多いファンの前で声出しを課せられると「いちごパフェが食べたい!」と絶叫したのだ。

 「甘い物は好きですね。キツい練習の後は甘い物を取ってリラックスしたいなというのはあるので。寮の食事でも、いちごやグレープフルーツを取ったり。いちごを結構多めに食べてしまいます」

 甘い物の食べ過ぎは肥満につながるだけにアスリートには御法度の印象もあるが「痩せやすい」という島田には当てはまらない。エネルギー源になり、リラックス効果もある糖分たっぷりの食べ物を摂取することも、時には必要なのだ。好物のいちごパフェは入寮してからまだ食べられておらず、思わず本音が飛び出した格好だ。

 もちろん、春季キャンプを乗り切るための準備にもぬかりない。入寮時は72、3キロだった体重を75キロまで増やし、維持している。

 「体を少しでも大きくするためにバランスを考えながら食事を取っています。キャンプに入るとまた体の線が細くなっていくと思うので、今のうちに貯蓄しておいて、それをキープしていける形に持っていきたい」

 この日は室内での打撃、ポール間走などのメニューを順調に消化。「疲れも少しずつはたまってきていますが、キャンプでしっかりしたアピールをしないといけないのでキツいとか言っていられない」と表情を引き締めた。日々の練習で猛アピールを続けながら、オフタイムは、あま〜いデザートでリラックス。好物の糖類を盗塁のエネルギーに変え、プロ1年目から自慢の快速を見せつける。(山添 晴治)

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2018年1月15日のニュース