則本 沢村賞獲りへ完投数増やす…年俸2億5000万円でサイン

[ 2017年12月7日 05:30 ]

来季の5年連続奪三振王に意欲を見せる楽天・則本
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 楽天のエース・則本は仙台市内の球団事務所で契約更改を行い、3年契約の2年目となる来季は、5000万円増の年俸2億5000万円でサインした。来季は沢村賞を目指す。今季は自己最多タイとなる15勝を挙げ、8試合連続2桁奪三振の日本記録を樹立。4年連続で奪三振王も獲得し「ある程度成績は残せたし、評価していただいた」と笑顔を見せた。

 ただ、満足感はない。則本は投手最大の栄誉について「一度は獲りたい」と宣言。沢村賞の7つの選考基準に今季足らなかったのは完投数、投球回、防御率の3つ。「今季は1試合の平均投球回が約7・4。それを8に近づけたい。完投数を増やしたい」。長い回数を投げるために投球フォームの再現性を追求し、今季受賞した親交の深い巨人・菅野に続く。 (黒野 有仁)

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2017年12月7日のニュース