オリ吉田正1000万円増 糸井と自主トレで「超人ボディー」へ

[ 2017年12月7日 05:30 ]

1000万円増でサインしたオリックス吉田正
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 オリックスの吉田正尚外野手(24)が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1000万円増の3100万円でサイン。年明けに予定する阪神・糸井らとの海外自主トレで「超人ボディー」をつくり3年目の来季は3冠王を狙う意気込みを示した。

 「(糸井さんから)一番欲しいのは身体能力。143試合、なるべく多く試合に出る。最低限、規定打席に到達しないとタイトルも見えてこない。欲しいタイトルは全部です」

 今季も昨季に続いて腰痛に悩まされ64試合で打率・311、12本塁打、38打点に終わった。糸井は恒例の1月の米グアム自主トレで徹底した食事制限とトレーニングなどでシーズンを戦い抜く強靱(きょうじん)な肉体の土台をつくる。吉田正も、初の糸井塾で1年間完走できる肉体作りに励む構えだ。

 球団で入団3年目までに打撃部門のタイトルを獲得したのは、首位打者、最多安打、最高出塁率を獲得した94年イチローだけ。本塁打王と打点王は68年長池徳二の4年目が最速で「1本でも多く、1打点でも多く挙げればチームの勝利に比例する」と力強い。11月下旬に手術した腰の経過は良好で打撃練習を年明けにも再開する。96年を最後に遠ざかるリーグ優勝へ、ミスターフルスイングが真の土台つくりに挑む。 (湯澤 涼)

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2017年12月7日のニュース