ヤンキース　キャッシュマンＧＭ、大谷争奪戦脱落で「合わない選手には合わない」

　米大リーグ、ヤンキースは大谷翔平選手の獲得競争から脱落した３日、キャッシュマン・ゼネラルマネジャー（ＧＭ）が球団公式サイトで「ニューヨークが東海岸の大都市であることは変えられない。われわれの全てをアピールしたが、合わない選手には合わない」と語った。

　球団が岩手・花巻東高時代から調査し、同ＧＭは８月に視察で来日した。他球団とのトレードで大谷に使える契約金を増額し、交渉ではＯＢの松井秀喜氏、現所属の田中将大投手の動員が取り沙汰された。一時は最有力候補とも目されていた伝統球団は、交渉の席に着くことさえかなわなかった。（共同）