阪神・原口 内角攻め克服や 打撃フォーム改造に手応え

[ 2017年12月4日 05:30 ]

阪神の原口
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 スポニチ後援の第4回小野ハーフマラソンが3日に兵庫県小野市で開催され、5601人が参加した。ゲスト参加した阪神・原口文仁捕手(25)は今季苦しんだ内角攻め克服を宣言し、巻き返しを誓った。

 捕手での完全復活を目指す原口は持ち味である打撃でのアピールも忘れていない。今季苦しんだ内角攻めに対して既に対策を進めていることを明かした。「新しく取り組んでいることができれば、自然と打てるようになると思う。バットの軌道や腰の回転を意識して振っている」。秋季キャンプから継続中の打撃改造に手応えをにじませた。

 元々は「強打の捕手」が代名詞。打力を見込まれて一塁に専念した今季は打率・226、6本塁打など不発に終わった。「インコースを打とうとし始めたところからおかしくなった」。特にDeNAやヤクルトには執ように内角を攻められて狂わされたという。「投手と対戦できず、フォームを気にしてしまった。今のフォームを固めて2月のキャンプに入りたい」。秋季キャンプ中に5キロ落としたという減量の打撃への好影響も実感し、来春はバットでもアピールする意気込みだ。

 再挑戦を宣言した捕手としては投手のブルペン投球を積極的に受ける考え。ドラフト1位の馬場ら新人との交流にも「捕れるときに捕って、コミュニケーションを深めたい。やることをやらないと僕には時間がないので」と必死だ。梅野や坂本らとの捕手争いへ決意は強い。

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2017年12月4日のニュース