阪神・梅野 G小林に対抗心!盗塁阻止率5割宣言「負けたくない」

[ 2017年12月4日 05:30 ]

クリスマスイベントでファンとハイタッチしながら入場する梅野
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 阪神・梅野隆太郎捕手(26)が3日、都内で開かれた球団ファンクラブイベント「クリスマスパーティー」に参加し、来季の個人目標に盗塁阻止率5割超えを掲げた。

 「数字で言ったら、自分も今年の数字で満足していない。自分も5割以上を残したい」

 伏線があった。前日2日に巨人の正捕手・小林が盗塁阻止率について「(来季は)まずは5割にいきたい」と発言したことを報道陣から振られ、対抗心を燃やした。自己最多112試合出場へ飛躍を遂げた今季唯一、悔いが残るのが盗塁阻止率で小林に1厘差の・379で敗れたことだろう。

 同期入団で新人の時から意識してきただけに「(小林)誠司さんは侍ジャパンも経験されて、すごい経験をしている。大学時代からお世話になって刺激を与えてもらえる存在。今年は1軍という舞台で競い合えた。負けたくない」と来季を見据え、すでに闘志に火が付いていた。

 球団捕手で盗塁阻止率5割以上は12年の小宮山(・500)が最後。球団最高は66年の辻佳紀が記録した・566だ。自慢の強肩に加え、送球の正確性、素早いフットワークを駆使すれば高いハードルを越えることは決して不可能ではない。

 「数字とは別に(走者がスタートを)ちゅうちょするようなプレッシャーを与えられるように。(クイックも)投手全員が速いわけではないので、自分(の肩)でカバーできたら」。記憶にも記録にも残る“梅ちゃんバズーカ”の連発に期待だ。 (遠藤 礼)

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2017年12月4日のニュース