オリ小林 打球直撃で流血…緊急搬送も「意識ははっきり」

[ 2017年9月30日 21:32 ]

プロ野球   オリックス―ソフトバンク ( 2017年9月30日    京セラD )

<オ・ソ>6回表無死、高谷の打球が顔面を直撃し倒れ込む小林 
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 オリックスのルーキー・小林慶祐投手(24)が30日のソフトバンク戦(京セラドーム)の6回登板中、高谷の打球を顔面に受けてこん倒。右目の上付近からの出血により顔が真っ赤に染まる衝撃の事態に球場全体が不安に包まれた。

 マウンド付近に横たわる小林の元にはオリックスナインや関係者が輪になって囲み、治療の様子を見せないような配慮もとられた。グラウンドへ進入した救急車に乗る際には大きな声援が送られ、無事に近くの病院へ緊急搬送された。

 球団広報は「小林慶祐投手は6回、打球が右眼瞼部上付近に直撃したため、救急車で大阪市内の病院へ搬送されました。裂傷し、出血はしておりますが、意識ははっきりしております」と発表。ネット上にも「無事を祈ります」などという容体を心配する書き込みが殺到した。

 小林は日本生命から昨年秋のドラフト5位で入団。中継ぎを中心に活躍し、この試合が35試合目の登板だった。

 ◆小林 慶祐(こばやし・けいすけ)1992年(平4)11月2日、千葉県生まれの24歳。八千代松陰―東京情報大―日本生命を経て、16年ドラフト5位でオリックス入団。5月13日に1軍初昇格。5月31日のヤクルト戦に5番手で救援し、プロ初勝利を挙げた。1メートル87、86キロ。右投げ右打ち。

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