ヤンキース 28年ぶり奇策 投手→一塁手→投手

[ 2017年5月2日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース4―7オリオールズ ( 2017年4月30日    ニューヨーク )

<ヤンキース・オリオールズ>10回の守備で一塁を守るミッチェル(右)(AP)
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 ヤンキースが奇策を見せた。2―4から9回に追いつき、延長10回にチャプマンが登板。9回に投げた右腕ミッチェルが一塁に入り、11回に再登板した。

 ジョー・ジラルディ監督は「前日の救援投手を投げさせたくなかった」と説明。ミッチェルが11回に3失点して敗戦投手となり、チームの連勝も4で止まった。日本では野村克也監督時代の阪神が左キラー・遠山奨志を同様の形で再三起用。大リーグでは公式サイトによると、同一試合で投手と一塁に就いたのは89年のブルワーズのチャック・クリム以来28年ぶり。ミッチェルは平凡な邪飛を落球し失策も記録したが「違うポジションに行くのは新鮮だった」と振り返った。(渡辺 剛太)

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2017年5月2日のニュース