日大・山本龍 自己最速149キロ計測で神宮どよめき

[ 2017年4月6日 05:30 ]

東都大学野球第1週第2日   日大3―2中大 ( 2017年4月5日    神宮 )

<日大・中大>7回途中を2失点で抑える日大・山本龍
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 2回戦2試合が行われた。昨秋覇者の日大は延長10回の末、中大の敵失でサヨナラ勝ちし、今季初勝利。1勝1敗のタイに持ち込んだ。リーグ戦初先発の山本龍之介投手(2年)は6回0/3を2失点と好投した。亜大は専大をサヨナラで下し、連勝で勝ち点1とした。6日は3回戦1試合が行われる。

 日大の2年生右腕・山本龍が初回に自己最速149キロを計測し、神宮球場はどよめきに包まれた。7回途中2失点と粘って勝ち越しを許さず、サヨナラ勝ちにつなげ「自分の長所は直球」と胸を張った。札幌日大出身で1年だった昨年はリーグ戦2試合に登板。秋には救援で初白星を挙げ、明治神宮大会では147キロを計測して注目を集めた。冬場にウエートや食事の量を増やして体重は6キロ増の87キロ。「力を入れなくても球速が出るようになった」。ソフトバンクのドラフト1位・田中を参考にし「150キロを狙いたい」と意欲。仲村恒一監督は「今後を背負っていく投手」と期待した。

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2017年4月6日のニュース