バレ同情に応えた適時打 反省も「ファンと子供たちに謝りたい」

[ 2017年4月6日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―4阪神 ( 2017年4月5日    京セラD )

<神・ヤ>4回表1死二塁、バレンティンは詰まりながらも中前に同点適時打を放つ。投手秋山
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 ヤクルト・バレンティンが、チーム内の同情論にバットで応えた。1点を追う4回1死二塁から一時同点となる中前適時打。2ストライクと追い込まれながら「コンパクトなスイングでいった」と狙っていた。

 前日、藤浪の死球から乱闘に発展した。巻き込まれる形で、矢野作戦兼バッテリーコーチとともに退場処分。厳重注意と罰金を科された。「チームメートを守ろうとして割って入った」と暴力を振るおうとしたわけではなかったが、会員制交流サイト(SNS)で「すべてのファンと子供たちに謝りたい」と反省文を掲載した。

 騒動から一夜明け「そういう(影響)のはないよ」といつも通り試合に入った。チームは敗れたが終盤まで接戦を演じた。真中監督も「先発が試合をつくってくれる。こういう試合を拾っていきたい」と前を向いた。 (川手 達矢)

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2017年4月6日のニュース