筒香 復調の初マルチも敗戦悔やむ「自分のことはどうでもいい」

[ 2017年4月6日 08:10 ]

セ・リーグ   DeNA2―4巨人 ( 2017年4月5日    横浜 )

<D・巨>8回1死、エンタイトルツーベースで出塁する筒香(投手・マシソン)
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 DeNA・筒香が今季初のマルチ安打で復調の兆しを見せた。6回1死、内海の甘く入ったスライダーを捉えて、3試合16打席ぶりの安打となる右翼フェンス直撃の二塁打。8回1死の第4打席では左翼線にポトリと落ちて三塁側客席に入るエンタイトル二塁打を放ち、2死後、白崎の中前適時打で生還し2点差に迫ったが、チームは3連敗を喫した。今季初長打にも安打が出た安心感は「全くない」と言い切り、「自分のことはどうでもいい」と敗戦を悔やんだ。

 それでも主砲に当たりが戻ったのは大きい。ラミレス監督は「スランプを脱出して今日から始まりという感じ。心配していない」と話し、筒香も「自分の中ではスランプとは思っていない。感覚は悪くない」と視線を上げた。 (原田 真奈子)

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2017年4月6日のニュース