ソフトB石川 もう自己新155キロ!育成出身の4年目右腕

[ 2017年3月1日 08:40 ]

練習試合   ソフトバンク3―5楽天 ( 2017年2月28日    宮崎アイビー )

<ソ・楽>2イニングを投げ無安打無失点に抑えた石川
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 「千賀2世」の呼び声高いソフトバンクの4年目右腕・石川が、圧巻の1軍デビューを飾った。7回から3番手で登板し、2回をパーフェクトで2奪三振。8回2死で北川の4球目には球場表示で自己最速の153キロを更新する155キロを計測し、球場がどよめいた。

 「ふるいにかけられる立場。がむしゃらにやった結果。真っすぐで思ったより差し込めた」と納得顔。工藤監督も「ボールの力があった。変化球が入れば、より有効になる」と目を細めた。

 創価大出身で、ドラフト1位・田中の3学年先輩。13年育成ドラフト1位で入団し、2年間は故障で登板がなかったが、昨年7月に支配下契約を勝ち取った。1軍登板はなかったものの、春季キャンプではA組に抜てきされ、リリーフ陣の一角を狙う。期待の25歳は「短いイニングで3人でピシャッと抑えて、チームに流れを引き寄せる投球がしたい」と話した。

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2017年3月1日のニュース