ロッテ中村 遊撃バトル一歩リード 伊東監督「去年とは明らかに違う」

[ 2017年3月1日 05:30 ]

練習試合   ロッテ5―3オリックス ( 2017年2月28日    清武 )

<オ・ロ>5回無死、中村がこの日3本目の安打となる三塁内野安打を放つ
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 ロッテの遊撃バトルで中村が一歩リードした。オリックスとの練習試合に1番で先発出場し、3打数3安打。初回は追い込まれながら中前へ運ぶと、3回に右前打、5回には足を生かした三塁への内野安打と仕事を果たした。いつも控えめな24歳が「練習でやっていることができている」と胸を張った。

 昨季は「ポスト今江」と期待されながら108試合で打率・201、70三振と苦しみ、2軍落ちを経験した。今季取り組むのが「言葉で表すのは難しいけど、ボールを長く見ることを心がけている」。第2打席は追い込まれてから3球ファウルで粘った。今季の対外試合6試合で18打数7安打の打率・389、7四球、わずか1三振と選球眼も見せつける。伊東監督も「ボール球を振らないようになった。去年とは明らかに違う」と言い切った。

 昨季遊撃ベストナインの鈴木が二塁に転向し、平沢、三木らと定位置を争う中村は「相手の成績はコントロールできないので関係ない」と自分との闘いを強調した。 (渡辺 剛太)

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2017年3月1日のニュース