中田 実戦20打席目やっと!今春初安打「全然ダメ。まぐれ」

[ 2017年3月1日 06:30 ]

侍ジャパン壮行試合第1戦   日本5―8台湾プロ選抜 ( 2017年2月28日    ヤフオクドーム )

<日本・台湾プロ選抜>9回1死、中越えの二塁打を放つ中田
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 侍ジャパン・中田が日本ハムでのキャンプから通じて実戦20打席目で初安打を放った。

 3点を追う9回1死。フルカウントから高めの直球を中堅フェンス直撃の二塁打としたが、本人は「全然ダメ。まぐれだった」と納得いかない様子だった。

 2番手・セゴビアのツーシーム系のボールに苦しんで「(スピード)ガンより球がきている。きれいなフォーシームもなかった」。差し込まれ、タイミングにズレが生じた。キャンプ中に「右肘の“抜け”が悪い」と、右肘を高く上げる構えを取り入れ、スムーズなスイングに手応えをつかんだはずだった。スポニチ本紙評論家の張本勲氏(76)にも褒められたその新フォームで鋭い当たりこそ放ったが、なかなか結果にはつながらない。久々の快音にも「この時期に打ってもうれしいわけではない。1年通してみればオープン戦の時期。ファンが集まってくれているので良い試合をしたい」と話した。 (柳原 直之)

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2017年3月1日のニュース