【ＷＢＣ１次Ｒ・Ｂ組展望】デスパイネ、セペダら実力者ぞろいのキューバ

　３月に行われる第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に参加する１６チームの代表が米東部時間８日（日本時間９日）に発表され、１次ラウンドで日本と対戦する３カ国のメンバーも出そろった。

　３月７日の初戦（東京ドーム）で日本と対戦するキューバは今大会も亡命組を招集せず、国内リーグで活躍するベテラン中心で臨む。ロッテで昨季２４本塁打、９２打点をマークし、ソフトバンク入りが決定的なデスパイネが打線の軸。前回大会も１次ラウンドの日本戦で３ランを放つなど６試合で打率・３８９、３本塁打、８打点と活躍した。１４、１５年に巨人でプレーした３６歳セペダ、若手では亡命したセスペデス（メッツ）の弟のヨアルキス・セスペデス外野手が代表入りした。走攻守で潜在能力の高い１９歳。今月７日まで行われたカリビアン・シリーズでも存在感を発揮しており、警戒が必要だ。