大田 新天地ハムで覚醒の予感 オール逆方向5発「今までは惰性で」

[ 2017年2月9日 07:50 ]

練習中、笑顔を見せる大田
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 日本ハム・大田が7日(日本時間8日)、アリゾナキャンプで初めて打撃投手を相手にフリー打撃を行い、18スイングで5本の柵越えを放った。相手は昨季7勝の左腕・加藤で、フェンスオーバーは全てが中堅から右方向。右翼フェンス後方のキャンピングカーにぶち当てる推定飛距離130メートルの特大弾もあった。

 「左投手なので右に強い打球をイメージした。狙っていた。自分的には(感触が)良かった」

 巨人時代の8年間で放った9本塁打のうち、右方向はゼロ。「今までは惰性で、ただ飛ばすだけというところがあった。今は日によって目的をしっかり立てている」という。キャンプ初日は「強いスイング」で2日目は「中堅方向への打球」。この日は「逆方向」を意識し、結果で示した。

 大器覚醒の予感。8日(同9日)の韓国・ktとの練習試合には3番で先発予定だ。 (柳原 直之)

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