【追球】楽天・則本 バドミントン左打ちで体ケア 姿勢直し腰痛予防

[ 2017年2月9日 09:30 ]

利き手でない左手にラケットを持ってバドミントンをする則本
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 楽天・則本が左手でバドミントン用のラケットを握り、岸とシャトルを打ち合っていた。WBCでは3月7日のキューバ戦(東京ドーム)先発が内定している右腕は、日頃から左手でのキャッチボールも行っている。オフに合同自主トレを行ったレンジャーズ・ダルビッシュも取り入れる練習で、則本は「(バドミントンは、左投げの)延長線上にある」と説明した。

 投球練習では利き腕で投げ続けるため、体が無意識のうちにねじれていく。そのため、楽天は今キャンプからバドミントントレを導入した。星洋介トレーナーは「右腕は疲れてくると右肩が下がり、自然と首が左を向いてしまう」と指摘。姿勢が崩れると、腰痛を発症する恐れが高くなるため、ケアの一環として取り入れた。さらに、バドミントンは、のけぞる動きなども自然と入るため、その他の部位に刺激が入る効果もある。

 則本と岸は終始笑顔でシャトルを追った。第2クールに入り、疲れもたまる。侍ジャパンにとっても、これ以上の故障者を出すわけにいかないだけに、則本には効果的なトレーニングといえた。 (黒野 有仁)

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2017年2月9日のニュース