菅野“つかみ”はOK 今季初ブルペンでWBC球投げた「対応できる」

[ 2017年1月24日 05:30 ]

WBC球を使いブルペンでチェンジアップを投げる菅野
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 巨人・菅野が川崎市のジャイアンツ球場で、今年初めてブルペン入りした。WBC公式球を使い、同学年の小林を相手に立ち投げで45球。直球は伸び、カーブ、スライダーは鋭く曲がった。一般的に言う「滑る」感覚はなく、「思ったより平気そうです。対応できそう。ストレートは良いボールがいっている」と高い対応力を見せた。

 まさに「つかみ」はOKだった。新球のチェンジアップは計13球。親指と人さし指で円をつくるような握りから投じた。腕の振りや手首の返しを試行錯誤。途中から自主トレ中だった橋本到が左打席に立つと、即席のサインをつくり、直球に織り交ぜて反応を見た。

 「変化も球速もいろいろでした。ドーンと来る(感覚で手元で落ちる)のと、(タイミングを)外されるようなのもあった」と橋本到が印象を語れば、小林も「どういうボールになるか楽しみ」と期待した。WBC開幕まで50日を切った。日本ハム・大谷と並び、侍エースを張る右腕は「ゆくゆくは、空振りを取るボールにしたい。イメージとギャップの差を埋めていきたい」と見据えた。 (神田 佑)

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