栗山監督が車いすテニス体験 リオ・パラ4位の二條さん講演会に出演

[ 2017年1月24日 19:01 ]

車いすテニスで交流を深める栗山監督(左)と二條さん
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 日本ハム・栗山監督が24日、自宅のある栗山町の栗山小学校で行われたプロ車いすテニスプレーヤーの二條実穂さんの講演会にゲスト出演。実際に車いすテニスを体験し、「車いすを乗るのは初めて。バッティングでも前の壁を作って、ヘッドを走らせるとかあるけど、(二條さんは)自然とそういう動きをしていた。(ボールを)打った後の体の逃がし方とか見ていると、スポーツって同じなんだなと感じた」と話した。

 チームでは岡が昨季から盗塁数と同数の車いす用タイヤセットを寄贈する活動をしており、二條さんはそのタイヤでリオ五輪に臨み、ダブルスで4位入賞。北海道出身で日本ハムファンの二條さんは、小学生との質問コーナーでも笑顔を振りまき、「一番大切なことは“無理”とか“難しい”と言わないこと。それが伝わればいいなと思って話した」。その光景を微笑みながら観察していた栗山監督も「最高に幸せ。子どもたちが何かを感じようとしていた。次の世代しか世の中を変えられないんだから」と話した。

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2017年1月24日のニュース