早実 サヨナラ劇勝でセンバツ当確!佑ちゃん以来の秋制覇 清宮5三振

[ 2016年11月3日 17:09 ]

秋季高校野球東京都大会決勝 ( 2016年11月3日    神宮 )

<秋季東京都大会決勝 早実・日大三>2回、同点の走者の生還に絶叫してガッツポーズの清宮

 秋季高校野球東京都大会は3日、神宮球場で決勝が行われ、清宮幸太郎内野手(2年)擁する早実が日大三をサヨナラで下し優勝。来春のセンバツ出場を確実にした。早実の秋制覇は斎藤佑樹投手(現日本ハム)を擁した2005年以来11年ぶり。

 取っては取られるシーソーゲーム。先制は日大三だった。1回、二塁打と相手バッテリーエラー、四球で1死一、三塁とし比留間の二ゴロの間に三塁走者が生還した。早実は2回1死三塁、雪山の二ゴロが野選を誘い同点。4回には1死一、三塁から橘内の右中間への2点適時二塁打、野口の適時内野安打で3点を勝ち越したが、直後の5回、日大三は1死一、二塁から金成の右翼席への同点3ランで試合を振り出しに戻した。

 6回以降、両チームともに追加点を挙げられないまま迎えた9回、日大三が2死一、二塁から、5回に同点3ランを放った金成が左翼線への適時三塁打を放って2点を勝ち越し。しかし、早実はその裏、適時打と相手バッテリーエラーで同点とすると、4番・野村が右翼へサヨナラ2ランを放って熱戦にけりをつけた。

 清宮は日大三の先発左腕・桜井のスライダーに苦戦。初回の第1打席、3回の第2打席は空振り三振。5回の第3打席は見逃し三振に倒れると、1死一塁で回ってきた7回の第4打席、9回の第5打席も空振り三振と、快音は聞かれなかった。

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2016年11月3日のニュース