東京ガス・山岡 来季からの本拠地で6失点KO「いいところなかった」

[ 2016年11月3日 18:14 ]

社会人野球日本選手権1回戦 ( 2016年11月3日    京セラD )

<ヤマハ・東京ガス>2回無死二塁、前野(右)に先制2ランを浴びた東京ガス・山岡

 オリックスから1位指名を受けた東京ガスの山岡が先発。来季から本拠地となる京セラドームのマウンドだったが、結果はまさかの2回途中6失点KOとなった。

 2回、先頭河野に二塁打を許すと、前野に2ランを被弾。ここで食い止めればよかったが、その後も2四球に4安打を集中され62球でマウンドを降りた。

 「決めにいったスライダーが決められず、ほとんどいいところがなかった。投げやすいマウンドだったし、まっすぐが走らないときにどうするかですね」

 ユニホームからジャージーに着替えた山岡は淡々と試合を振り返った。ネット裏にはオリックス福良監督も視察に訪れていたが「それは知りませんでした。オリックスというより、会社の方々に申し訳ない。東京から応援に来てくれた人も多くいたのに」と、東京ガス最後のマウンドを飾れず無念の思いを口にした。

 都市対抗ベスト4から初戦敗退に菊池監督は「チームにとって山岡の存在が大きいので、あそこまで投げてもらった。ロースコアになると思ったんだが、ヤマハさんに失礼でした」と予想外の山岡の乱調に無念の表情。オリックスファンも球場に詰めかけた山岡の登板。不安の声も聞かれたが「走らなくても詰まるまっすぐを投げないといけないですね。次投げるときは勝ちたいです」と、課題を挙げ、しっかりと前を向いた。

続きを表示

2016年11月3日のニュース