藤浪 侍戦士から学ぶ!千賀フォークに石川シンカーも

[ 2016年11月3日 09:30 ]

藤浪はブルペンでフォークを投げる

 オランダ、メキシコと強化試合(10日~13日、東京ドーム)を行う侍ジャパンに選出されている阪神・藤浪晋太郎投手(22)が2日、ロッテ・石川やソフトバンク・千賀など面識のない“初対面”投手からの技術習得へ意欲を示した。シンカーやフォークなどそれぞれの得意球に強い関心。7勝11敗の不振に終わった今季からの巻き返しを期し、先輩の胸に飛び込む考えを明かした。

 猛虎のエースとして侍戦士から貪欲に学ぶ―。藤浪はともに日の丸を背負って戦う先輩投手たちとの交流を技術向上につなげる考えを明かした。

 「一流の方の考えは、自分にとってすべて興味深いのでいろんな方とお話できるのはすごく楽しみですね。強化試合でしっかり結果を残すことが一番ですが、せっかくなのでそういう時間もあれば良いと思います」

 ターゲットに定めたのは代表初選出で、これまでほとんど面識のなかった“初侍”の面々だ。まず名前を挙げたのはソフトバンクの千賀だ。今季先発ローテーションを守って12勝を挙げるなど若きエースに成長。最速156キロの直球とともに武器となっているのが、落差の大きいことから「お化け」と称されるフォークで、藤浪の脳裏にも強烈に焼き付いている。

 「プロに入った時に千賀さんの投球を見て“すごいフォークを投げてる”とびっくりした記憶があるんで。実践できるかは別として、フォークは自分も投げるので、千賀さんがどんな握りをしているか、とかは興味がありますね」

 14年11月の日米野球に出場した際にはソフトバンク・武田からカーブの握りを伝授されたこともあり、千賀とも交流を深めることができれば持ち球のフォークに磨きをかけるためのヒントをつかめるかもしれない。

 また、今季パ・リーグで最優秀防御率のタイトルを獲得したロッテ・石川とも「今まで面識はまったくなかったので」と初共闘を楽しみにした。千賀のフォークと違い、自分の持ち球にないシンカーを駆使してゴロの山を築く投球術を誇る。異なるタイプの選手との会話で“引き出し”が増える可能性もありそうだ。

 「強化試合のメンバーに選んでいただいたので、そこでしっかり結果を残したい」

 昨年までの3年連続2桁勝利から一転、今季は7勝(11敗)の不完全燃焼。球界屈指のスターたちとの刺激的な出会いをV字回復のきっかけにしたい。(遠藤 礼)

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