衰え知らぬイチロー 敵軍主砲も驚き「あと3、4年はプレーするね」

[ 2016年9月14日 15:01 ]

マーリンズのイチロー (AP)
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ナ・リーグ マーリンズ7―5ブレーブス

(9月13日 アトランタ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は13日(日本時間14日)のブレーブス戦に「2番・左翼」で先発出場。4打数2安打1打点と活躍してチームの勝利に貢献した。

 前日に今季6度目の1試合3安打。打率3割復帰を果たしたイチローのバットはこの日も快音を響かせた。3回の第2打席で右前適時打を放つと、続く5回の第3打席でも右翼への三塁打で今季26度目のマルチ安打。同時にメジャー通算900度目のマルチ安打という新たな偉業も加わった。

 メジャー最年長野手はシーズン終盤になってもヒットを量産。8月に調子を落としたが、9月はここまで37打数13安打で打率3割5分1厘と盛り返している。「息切れかと思いきや、ここにきてヒットを打ち続けている」とは試合後のマッティングリー監督のコメント。「驚くべき男だね。体調管理を怠らず、本当によくチームに貢献している」とベテランの働きを称えた。驚きの声は対戦相手のブレーブスからも上がっている。4番に座ったマット・ケンプは「彼はあと3、4年はプレーするね」と衰えを知らぬパフォーマンスに目を丸くしていた。

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2016年9月14日のニュース