寺島7回無安打13K、早川2回完全!日本ノーヒットリレーで快勝

[ 2016年9月2日 21:37 ]

中国戦に先発した寺島

 第11回U―18アジア野球選手権第4日は2日、台湾の台中でスーパーラウンドが始まり、1次ラウンドA組を3戦全勝で1位突破した日本はB組2位の中国と対戦。先発の寺島(履正社)が7回を無安打無失点13奪三振の快投、打線も11安打を放ち、8―0で快勝した。

 寺島は初回先頭から4者連続三振を奪うなど圧巻の立ち上がり。4回まで打者12人に対して9奪三振。5回に毎回三振は途切れたものの、6回も3者三振と中国打線をまったく寄せ付けずパーフェクト投球。7回先頭のワン・ズーチーに四球を与え、完全は逃したが、ワン・ズーチーをけん制球で誘い出してアウトにすると、後続もピシャリ。7回を1四球のみのノーヒット投球でマウンドを降りた。2番手で登板した早川(木更津総合)も2回を4奪三振で完全に抑え、日本はノーヒットリレーを達成。1次ラウンドから4試合無失点を続けている。

 打線は中国の先発左腕サン・ヤンに対し、3回まで1安打で無得点だったものの、4回先頭の4番・九鬼(秀岳館)が左翼へ先制のソロ本塁打。さらに1死満塁と攻め、9番・佐藤(中京大中京)のスクイズで1点を奪った。5回には2番手のリィウ・シャンポを攻めて1死満塁から林中(敦賀気比)が左中間へ走者一掃の三塁打を放ち、3点を追加。7回には1死三塁から寺島の遊ゴロの間に1点、8回には鈴木(静岡)、九鬼の連続左前適時打で2点を加えた。

 スーパーラウンドは進出チーム同士の1次ラウンドの対戦成績を持ち越すため、台湾に勝っている日本はこれで2勝となった。3日はB組1位の韓国と対戦する。

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