金本監督 残り試合も遊撃・北條 鳥谷起用には慎重「打撃上げないと」

[ 2016年9月2日 07:17 ]

金本監督は能見(右)と話し込む
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 阪神・金本監督は、ベンチスタートが続く鳥谷の起用方についても言及。改めて先発復帰に関して慎重な姿勢を見せた。

 「打撃の調子が、まだ本調子じゃない。昨日(31日)はよかったと思うよ。まず打たないと。打撃を上げないと、戻したって今の調子のままだとまた下げて(の繰り返し)。都合よく右の時だけ出て、左で休んでとか、ポジションあっちこっち行ったりとか。そこは、こっちも配慮してやらないと」

 中途半端な形では絶対に戻さない。それが10年以上にわたり遊撃のポジションを死守してきた鳥谷に対する敬意とも言える。連続フルイニング出場が途切れた前回は9試合目で先発復帰を果たしたが、8月12日の中日戦で再びベンチスタートになって以降、16試合を消化した。その間の打率は18打数3安打の打率・167。代打の難しさもあってか、数字はなかなか上がってこない。

 きょう2日からのDeNA3連戦も北條が遊撃での先発確実。8月は月間打率・311、1本塁打、10打点と結果を残した。好調を維持すれば残り19試合も「ショート・北條」となる可能性は高い。

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