珍記録!Wソックスが今季3度目のトリプルプレー「本能だね」

[ 2016年7月9日 16:31 ]

ホワイトソックスのアンダーソン(左)はローリーとタッチを交わす (AP)

インターリーグ ホワイトソックス8―11ブレーブス

(7月8日 シカゴ)
 ホワイトソックスが8日に地元シカゴで行われたブレーブス戦でトリプルプレーを完成させた。

 ホワイトソックスは4―3とリードの3回、先発の左腕セールが無死一、二塁のピンチを迎えると、左打席のフリーマンは低いライナー性の打球をセンター方向へ放った。

 予めニ塁ベース付近に位置していた遊撃・アンダーソンはこの打球をワンバウンドで処理すると、目の前の二走・ダーノーにタッチしてまず1アウト。続けてニ塁ベースを踏み、一走・ベッカムを封殺すると、ボールを一塁に転送して打者走者のフリーマンもアウトにして見せた。

 アンダーソンは試合後に「ダーノーが二塁ベースに戻るのを見て、チャンスがあると思った」とコメント。「あとは、自分の本能だね。バスケットボールの選手みたいに素早く動いたよ」と一連のプレーを振り返った。

 ホワイトソックスがトリプルプレーを完成させるのは、4月22日のレンジャーズ戦、5月18日のアストロズ戦に続きこれが今季3度目。1シーズンで3度のトリプルプレーを完成させたのは、1979年にアスレチックスとレッドソックスが記録して以来という珍しい記録となった。

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2016年7月9日のニュース