オリックス今季最悪4被弾で3連敗 借金最多21に

[ 2016年7月9日 06:43 ]

<西・オ>ベンチで渋い表情の福良監督

パ・リーグ オリックス4―8西武

(7月8日 西武プリンス)
 オリックスは今季ワーストとなる4被本塁打で逆転負け、3連敗だ。借金は最多21に膨れ上がった。福良監督は「やるべきことを、しっかりやらないと。だからこの位置にいる」と難しい顔。立て続けに長打を浴びたバッテリーの配球面などを敗因とした。

 申し分ないスタートだった。初回に1番西野が自身初、球団4年ぶりの先頭打者本塁打で先制。チーム9試合ぶり一発で勢いを付けると3回2死三塁、プロ初スタメンの鈴木昂が初安打初打点となる左前適時打を放った。一時は3点のリードも勝てない。5―4の5回、森に痛恨の逆転2ランを許した先発・山田は「何とかリードを守って、5回は投げ切りたかった」と唇をかんだ。

 前夜は西名球団社長が福良監督の積極的な若手起用を評価した。若手の奮闘が勝利に直結する日が待ち遠しい。(桜井 克也)

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2016年7月9日のニュース