走路上の捕球で適用 西武球団本部長「何のためのルールなのか」

[ 2016年6月14日 23:06 ]

セパ交流戦 西武2―3広島

(6月14日 マツダ)
 2―2の9回、中前打で本塁に突入した広島の菊池に対する西武の上本のタッチプレーに、コリジョン(衝突)ルールが適用された。一度はアウトが宣告されたが、ビデオ判定の結果、判定が覆り広島がサヨナラ勝ちした。

 試合後、責任審判の杉永三塁塁審は「(走者の)走路上に入って送球を受けたとして適用した。菊池選手へのタッチの判断は関係ない」と説明した。上本はそれた送球を捕るために三塁方向に動いていた。

 審判団から説明を受けた西武の鈴木球団本部長は「ぎりぎりになって捕りに行くのは良いと言われた。初めてそんなこと聞いた。余計に危ないし、何のためのコリジョンルールなのか」と話した。

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2016年6月14日のニュース