オコエ 観客の守備妨害でアウト…右邪飛をファンが身を乗り出し捕球

[ 2016年6月14日 20:17 ]

<巨・楽>7回無死一塁、オコエの邪飛を捕球しようとするも観客がグラウンドに入り捕球し呆気にとられる長野

交流戦 楽天4―1巨人

(6月14日 東京D)
 楽天の新人オコエが、ファンに打球を捕球され「守備妨害」でアウトとなった。

 この日の巨人戦で「1番・中堅」で先発、この日第4打席となった7回に1ボールからの2球目、右翼へファウルフライを放った。

 しかし、巨人の長野が捕球体勢に入ったところで、エキサイトシートでグローブを着けたファンが身を乗りだして捕球。そのままグラウンドに転落した。

 その後、責任審判の笠原審判から、マイクで観客が長野の守備妨害をしたためオコエはアウトとする、と説明があり、右邪飛が記録された。梨田監督もグラウンドへと出てきたものの、説明を受けベンチへと戻った。

 オコエはこの日1回の第1打席は三ゴロ、3回に遊ゴロ、5回は見逃しの三振、最終回の9回は空振り三振で、この日は5打数無安打に終わった。

 ※公認野球規則3.16 観衆の妨害 「打球または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる」【付記】観衆が飛球を捕らえようとする野手を明らかに妨害した場合には、審判員は打者に対してアウトを宣告する。

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