コリジョンルールでサヨナラ打の赤松「喜ぶタイミング難しかった」

[ 2016年6月14日 21:56 ]

<広・西>9回2死一、二塁、赤松が中前にサヨナラ適時打を放つ

交流戦 広島3―2西武

(6月14日 マツダスタジアム)
 じらされた結果サヨナラ勝ちが決まりヒーローになった広島の赤松は「たぶんコリジョンを導入して初めてのパターンだと思うんですよ、だからちょっと喜ぶタイミング難しかったですけど、結果セーフで良かったです」と笑顔を浮かべた。

 守備固めで途中出場し、この日回ってきた初打席は同点の9回裏2死一、二塁のサヨナラ機。積極的に初球を振り抜き中前へ運ぶと、二走の菊池が本塁でクロスプレーに。当初はアウトの判定だったが、緒方監督が抗議した結果コリジョンルールが適用され、時間差でサヨナラ勝ちが決まった。

 判定を待っていた間の心情をインタビュアーから問われると「皆さんと同じで、セーフであってくれ、と。アウトなら僕は持っていなかった。それくらいの感じで待っていました」とニヤリ。

 代走、守備固めとしての出場が中心で、この日は38試合目の出場ながら今季9打席目。「(サヨナラ打は)たまたまですね。バッティングは良くない」と謙そんするが、今季8打数4安打と少ない打席でも結果を出している。「レギュラーとか出てない選手とか関係なく、フィールドに立つからには全員がレギュラーなので。一生懸命やるだけですね」と胸を張った。

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2016年6月14日のニュース