則本 リーグトップタイ7勝目&大谷抜き104奪三振

[ 2016年6月14日 21:46 ]

<巨・楽>巨人に勝利し、スタンドの声援に応える則本

交流戦 楽天4―1巨人

(6月14日 東京D)
 楽天の則本が8回、121球を投げ7安打1失点でチームを3連勝に導く好投。自身も交流戦に入り無傷の3連勝で、リーグトップに並ぶ7勝目を挙げた。

 初回に2死走者なしから2安打を許し一、三塁とされたが、阿部を見逃し三振に。4回には、その阿部にソロ本塁打を打たれ先制点を許した。だが、失点はその1点のみ。「最初はなかなかうまく投球ができなくて…苦しい展開だったけど、何とか粘り強く投げられた」と力投を続け、味方の援護を待った。

 6回に2―1と逆転すると、その裏、そして7回は3人でピシャリ。8回も2安打されたものの無失点で乗り切った。

 この日は7三振で、今季104奪三振とし、日本ハムの大谷99を抜いてトップに立った。昨季まで2年連続の奪三振王は「カードの頭を取れたのが大きい。自分自身の状態もいいし、自分たちは勝ち続けるしかない」と力強く語った。

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