清原容疑者、群馬県内で覚せい剤購入か 使用容疑で再逮捕へ

[ 2016年2月5日 22:40 ]

取り調べを終え警視庁に戻る清原容疑者

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)が逮捕直前、東京都内のホテルに滞在し、警視庁が部屋の遺留物から覚せい剤の成分を検出していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 清原容疑者の尿からは覚せい剤の陽性反応が出ており、警視庁は今後、使用容疑でも再逮捕する方針。使い始めた時期や入手経路を調べている。

 清原容疑者が逮捕前日、車で群馬県に向かい、密売人から覚せい剤を購入したとみられることも判明した。

 捜査関係者によると、清原容疑者は1日、車で群馬県に向かった後、都内のホテルに滞在し、その後自宅に戻った。警視庁はホテルに残されたティッシュの汗から、覚せい剤成分を検出したという。

 東京都港区の自宅マンションを家宅捜索した際、清原容疑者は注射器とストロー1本ずつを左手に持っていた。注射器の袋は開封され、テーブルには使いかけとみられる袋に入った覚せい剤があった。

 ストローは先端がとがった形状で、覚せい剤を注射器に入れる際に使われるという。ベッドルームの床にはパイプがあり、先端部分が黒ずんだ状態だった。

 清原容疑者は所持容疑を認めた上で「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と、使用についても供述している。

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2016年2月5日のニュース