清原容疑者 尿検査で覚せい剤陽性反応 使用容疑でも立件へ

[ 2016年2月5日 10:16 ]

取り調べを終え警視庁に戻る清原容疑者

 覚せい剤所持容疑で逮捕された、元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)について、尿検査の結果、覚せい剤の陽性反応が出たことが5日、分かった。

 清原容疑者は「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と、使用も認める供述をしており、警視庁は尿鑑定で裏付けがとれたことで使用容疑でも立件する方針。自宅マンションから押収された注射器3本のうち、2本は袋に入っていない状態で、使用済みだった可能性がある。

 清原容疑者は3日までの取り調べに対し、所持していた覚せい剤の入手先を明かしていない。捜査関係者によると「入手先についてしゃべるつもりはない」と供述しているという。

 清原容疑者はインターネットを使った取引ではなく、密売人とじかに接触して覚せい剤を買っていたとみられることも判明。清原容疑者が複数の暴力団関係者と付き合いがあったとの証言もあり、押収した携帯電話4台の通話履歴やメール履歴を調べ、ルートの解明を進めている。

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2016年2月5日のニュース