ヤクドラ1原樹 山田斬りで自信を!高校時代には特大弾を被弾

[ 2016年1月18日 05:30 ]

ランニングメニューで走り込む原樹(中央)

 ヤクルトのドラフト1位・原樹が「山田斬り」でシーズンのフル稼働を誓った。東洋大姫路で2年時に、1学年上だった履正社・山田に練習試合で左翼に特大弾を浴びたことを明かした右腕。

 春季キャンプでは紅白戦で対戦する可能性もあり、「トップのレベルを肌で感じてみたい。自分との闘いで精いっぱいだけど、(抑えれば)自信になる」と語った。

 5年の月日を越えて原も進化している。体重は当時の67キロから14キロ増の81キロ。変化球もスライダー、フォーク、シュートを操り、「球質は全然違う」と強調した。この日は埼玉県戸田市内の戸田球場で行われた新人合同自主トレで初のブルペン入りし、捕手を立たせ30球を投げ込んだ。「派手さのある投手じゃない。どれだけ実戦で投げられるか。チームに貢献することを考えたら、閉幕1軍がいい」。シーズン終了時に1軍にいるという意味で“閉幕1軍”と独特の言い回しをし、活躍を誓った。 (平尾 類)

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2016年1月18日のニュース