楽天・藤田、下半身強化トレ「34歳…鍛え直したい」

[ 2016年1月18日 18:02 ]

山科神社での坂道ダッシュの途中、苦悶の表情を浮かべる藤田(左)

 楽天の藤田一也内野手(33)が18日、京都市内で行っている自主トレを公開。午前中は山科神社の坂道や階段を走るトレーニングで下半身を鍛え、午後はわかさスタジアム京都で打撃や守備練習で汗を流した。

 山科神社は寛平9(897)年に創建された歴史ある神社で、現在の本殿は室町時代後記の造営とされ、京都市の指定有形文化財となっている。

 また、赤穂浪士の大石内蔵助がこの地に隠棲し、大願成就を願ったとされ、進藤秀保宮司(57)は「勝負事の願掛けで来られる方が多い」と話した。

 藤田は一緒に自主トレを行っている岡島、福山らとこの神社へ続く急勾配の坂道や階段を計6本ダッシュ。このトレーニングを始め4年目となるが「何回来てもしんどい。1年戦える体力、下半身強化をかねてやっている」と息も絶え絶えに話した。

 昨年は夏場に右太股裏の肉離れで戦線離脱し、膝も痛めるなど、下半身の故障に悩まされたため、今年から個人トレーナーと契約。「プロに入ってから下半身のけがが多い。今年で34歳になるので体も変わる。鍛え直したい」とトレーニングに励み「お尻が大きくなった。計測が楽しみ」と充実感を漂わせる。

 「もう一度、143試合出場を目指し、個人的には打率3割、ゴールデングラブ賞、ベストナインを獲れるようやっていきたい。チームとしても日本一を達成するんだという気持ちでやっていく」と決意を口にした。

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2016年1月18日のニュース