阪神大震災から21年…福良監督「忘れたら駄目な日」

[ 2016年1月18日 05:30 ]

阪神大震災の犠牲者に黙とうをささげる福良監督(右から5人目)、田口2軍監督(同6人目)ら

 阪神大震災から21年となる17日正午。オリックスは福良監督と田口2軍監督、合同自主トレ中の新人選手ら約40人が神戸市須磨区のほっと神戸で黙とうし、犠牲者に哀悼の意を表した。

 オリックスは震災が起きた1995年に「がんばろう神戸」を合言葉にして、イチロー(マーリンズ)を中心にリーグ優勝した。当時、選手だった福良監督は神戸市垂水区の自宅で被災し「鮮明に覚えている。野球をやっていいのか、野球ができるのかという思いがあった。忘れたら駄目な日」と神妙な面持ちだった。

 田口2軍監督は追悼行事が減っていることを知り「風化させてはいけない。向き合っていかないといけない」と話した。

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2016年1月18日のニュース