平沢「トリプルスリー」成田「先発ローテ」ロッテ新人コンビが抱負

[ 2016年1月4日 14:54 ]

今年の目標とする1字を記した年賀状を手に活躍を誓う平沢(右)と成田

 デビュー前からイケメンぶりで脚光を浴びているのが、ロッテの新人たちだ。ドラフト1位・平沢大河内野手(18=仙台育英)と3位・成田翔投手(17=秋田商)が新春対談。ともに東北地方出身で、昨夏甲子園と高校日本代表で活躍した「みちのくのスター」が、プロ生活への抱負などを語り合った。(取材・構成 重光 晋太郎)

 平沢 伊東監督の印象ってどうだった?怖い人だと思ってたけど指名あいさつに来ていただいて、実際話してみると、優しい人じゃなかった?

 成田 俺も体が大きいし怖いのかなって思ってた(笑い)。キャンプでブルペンで監督に球を受けてもらいたいな。

 平沢 理想は、侍ジャパンに選ばれるような選手になることかな。トリプルスリーが達成できるような選手になれれば。

 成田 目標はとにかくケガをせず、長く先発ローテーションを守れる投手になること。2020年の東京五輪に出たい気持ちはある。ところで2015年の漢字は「安」だったけど、平沢にとっての漢字は何だった?

 平沢 「実」。充実した一年だったから。日本代表に選ばれて、ドラフトでも1位で指名してもらえた。「実り」の多い一年だった。

 成田 多くの人に支えていただいて、プロに入ることができた。だから俺は「支」。16年は?俺は「挑」かな。新人としていろいろなことに挑戦したい。練習から積極的に挑んでいければ。

 平沢 自分は「吸」。すべての経験をスポンジのように吸収したい。甲子園も高校日本代表も優勝できなかったから、プロでは絶対に頂点の日本一を目指したいんだ。

 成田 日本代表は準優勝で本当に悔しかった。これからはお互いロッテの一員として一番上を目指して頑張っていこう!

 ◆平沢 大河(ひらさわ・たいが)1997年(平9)12月24日、宮城県生まれの18歳。小1から野球を始める。高崎中では七ケ浜シニアに所属し、2年夏に全国大会出場。仙台育英では1年春からベンチ入りし、3年夏の甲子園で、3本塁打を放って準優勝に貢献した。1メートル76、76キロ。右投げ左打ち。

 ◆成田 翔(なりた・かける)1998年(平10)2月3日、秋田県生まれの17歳。小4から野球を始め秋田東中では軟式野球部に所属。秋田商では1年春からベンチ入りし、2年秋からエース。3年夏の甲子園で同校を80年ぶりの8強入りに導いた。1メートル70、70キロ。左投げ左打ち。

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