高山 安打製造機からスラッガーへ 金本監督指令に応える!

[ 2016年1月4日 08:20 ]

バットを手に今季への意気込みをみせる高山

 絵に描いたようなエリート街道をたどり、高山はタテジマのユニホームに袖を通した。日大三では3年時夏の甲子園で日本一に輝き、明大では東京六大学リーグの通算安打記録を48年ぶりに塗り替える131安打。アマ時代の輝かしい実績を引っさげても冷静に足元を見つめていた。

 「日本一という場所がチームとして目指しているところ。そこへ向けて僕も少しでも戦力となれるようにやっていきたい」

 昨秋ドラフトで競合抽選を引き当てた金本監督には「ホームランを量産できるようなバッターに」と進む道を示された。大学球界で安打製造機として鳴らした22歳には確かな自信があった。

 「大学では安打記録というのを求めたのでそういうバッティングをしてきた。その4年間は絶対に無駄ではない。やはり求められたように進むことが、監督への恩返しにもなると思う」

 背番号は「9」を与えられた。昨季、西武・秋山に更新されるまでシーズン安打のプロ野球記録(214安打)を持つなど一時代を築いた前任者マートンの残像にとらわれることもない。「『背番号に負けないように』という言葉があるけど、そっちを追いかけるのではなく、僕は僕らしく一生懸命やって、9が僕の数字になれば…と思う」。昨秋ドラフトではヤクルト・真中監督の“勘違い”でプロ入り前から注目も集めた。持っているゴールデンルーキーの1年目がいよいよ始まる。(久林 幸平)

 ◆高山 俊(たかやま・しゅん)1993年(平5)4月18日生まれ、千葉県出身の22歳。小1から野球を始める。日大三では1年秋から右翼レギュラー。春夏通算3度の甲子園出場で3年夏に全国制覇。明大では1年春からベンチ入りし、ベストナイン6度。通算131安打で東京六大学リーグ新記録を樹立した。1メートル81、86キロ。右投げ左打ち。

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