ジャイアンツ青木、打撃練習再開「問題ないと分かって一歩前進」

[ 2015年9月29日 18:25 ]

 頭部死球による脳振とうの後遺症で戦列を離れている米大リーグ、ジャイアンツの青木宣親外野手が28日、本拠地サンフランシスコで打撃練習を再開した。球場の室内で打ち込み「気持ち良かった。問題ないと分かって一歩前進」と話した。グラウンドでは久々にキャッチボールも行った。

 本人によると今週中に専門医の診察を受け、了解が取れれば試合出場を目指す方針。「満足のいくプレーができるか分からないが、行けと言われれば行く」と意欲を見せた。ただ、チームはプレーオフ進出が極めて厳しい状況。レギュラーシーズンが10月4日で終わることもあり、ボウチー監督は「ことしプレーするチャンスはないと思う」との見解を示した。

 青木は8月9日に頭部に投球を受けた。数日後に脳振とうの症状が出たため故障者リスト入り。同20日に戦列に戻ったものの、9月5日に頭痛などの症状を訴えた。(共同)

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2015年9月29日のニュース