WBSC8チーム提案も…2減「6チーム」開催に困惑の声

[ 2015年9月29日 05:30 ]

会見で握手を交わす(左から)NPB・井原事務局長、日本ソフトボール協会・宇津木副会長、全日本野球協会・鈴木副会長

野球・ソフトボール 東京五輪追加提案種目に決定

 野球についてWBSCは前回実施の08年北京五輪までと同じ8チームを提案していたが、追加種目分の選手数に500人の上限がある中、大会組織委員会から1チーム24人の6チーム(計144人)で実施提案される。

 関係者によると、WBSCのフラッカリ会長は「IOCは団体競技は最低8チームの方針だったはずだが、大丈夫か」と困惑を示したという。

 2減で大陸別出場枠のバランスはとりづらくなる。強豪が外れてファンの興味をそぐ恐れがあり、関係者は「6チームでの盛り上げ方を考えないと」と語った。WBSCは11月に国際大会「プレミア12」を初開催。19年予定の第2回は五輪予選を兼ねる計画があるが、再考をしいられる。

 BFJの鈴木義信副会長は「いろんな事情で6チームになったと思います。野球・ソフトボールは五輪に復活するために尽力してきた。決定には当然従う」と話した。

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2015年9月29日のニュース