木佐貫 今季限りでの引退を発表「お立ち台から見た景色忘れない」

[ 2015年9月29日 14:23 ]

日本ハムの木佐貫

 日本ハムの木佐貫洋投手(35)が29日、今季限りで現役を引退することを表明した。30日に札幌ドームで行われるロッテ戦の試合後に引退セレモニーを行う。

 木佐貫は「ファイターズでプレーしたのは3年間と短かったですが、温かく応援していただき、ファンの皆さんにはとても感謝しています。現役生活で印象に残っているのは、ジャイアンツ時代にプロ初登板で打ち込まれたこと、そして、ファイターズに移籍して初めて札幌ドームでお立ち台に上がった時のことです。お立ち台から見た景色をこの先も忘れることはないと思います。13年間、ありがとうございました」とコメントを発表した。

 木佐貫は鹿児島・川内高から亜大を経て2003年にドラフト自由枠で巨人に入団。1年目に10勝を挙げて新人王に輝いた。07年には自己最多となる12勝をマークし、10年にはオリックスへ、13年には日本ハムに加入。同年に史上12人目となる12球団勝利を達成した。13年間のプロ生活で通算214試合に登板し、62勝72敗10セーブ、防御率3・76。今季は若手の台頭もあり、1軍での登板はなかった。

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2015年9月29日のニュース