オリ24歳・山田&19歳・若月“東京五輪世代バッテリー”奮闘

[ 2015年9月29日 05:30 ]

<オ・楽5>先発・山田のピッチング

パ・リーグ オリックス10―4楽天

(9月28日 京セラD)
 “東京五輪を目指す”オリックスの24歳の山田と19歳の若月のバッテリーが、先輩たちに救ってもらった。初回、無死満塁からペーニャの二塁強襲となる適時打などで2失点。さらに5回に1点を失い、山田は「きょうは何とか0点に抑えたかったのですが、踏ん張りきることができませんでした」とガックリ。打線も7回まで戸村の前に無得点と敗色濃厚だった。

 だが8回、4点差を追いつき、さらに途中出場の伊藤の勝ち越し2点適時打などで一挙10得点。山田の黒星を消してみせた。お立ち台に上がった伊藤は、出番の少なくなっている自身の現状とチームの低迷に「自分の力不足で、チームもこういう結果になった」とファンに謝罪。最下位転落を阻止して意地を見せた。福良監督代行は「みんなでつなぐ気持ちが素晴らしかった。若いバッテリーもよく頑張った」と来季への手応えを口にした。

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2015年9月29日のニュース