慶大・横尾が2戦連発!高校同期の明大・高山のエールに応えた

[ 2015年9月29日 05:30 ]

<六大学野球 法大・慶大>4回2死満塁、慶大・横尾は左越え満塁本塁打を放ち雄たけびを上げる

東京六大学野球 慶大8―5法大

(9月28日 神宮)
 3回戦1試合が行われた。慶大が法大に8―5で逆転勝ちし、2勝1敗で勝ち点を2に伸ばした。4回に今秋ドラフト候補の横尾俊建内野手(4年)が2戦連発となる勝ち越しの満塁本塁打。3本塁打を含む11安打と打線が爆発し、粘る法大を振り切った。

 慶大が横尾主将の大学初となる満塁弾で勝ち点をもぎ取った。同点の4回2死満塁で左翼席へ2戦連続アーチを放ち「気持ち良かった」と白い歯を見せた。

 日大三では3年夏に甲子園優勝。同校出身で同期の明大・高山は27日にリーグ最多タイの127安打を記録した。「“おめでとう”ってLINEしたら“おまえも打て”って返ってきた」と横尾。親友のエールに応える一発だった。進路については「プロ志望届を出す」と明言。「まずはリーグ戦」と気合を入れていた。

 ▼法大・青木久典監督 野手は最後まで諦めないという気迫が出ていた。こういう試合を落とすのはまだまだということ。

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2015年9月29日のニュース