十分すぎる13点!マエケン画伯 3勝目Tシャツは鯉のぼり

[ 2015年5月6日 05:30 ]

<広・巨>新井(左)からこどもの日Tシャツの鯉をサメと言われ苦笑いする前田健

セ・リーグ 広島13-1巨人

(5月5日 マツダ)
 広島のエース・前田健には十分すぎる援護だった。「初回で試合はほぼ決まった。あとは内容と思った」。大量援護にも慢心せず、集中力を切らさない。2回は3者凡退、5回は3者連続三振を奪うなど、7回4安打無失点で3勝目を挙げた。

 開幕から登板5試合でチームの得点はわずか5点。4月15日ヤクルト戦(松山)、22日巨人戦(宇都宮)は2試合連続で0―1で敗戦投手となった。ところが、2勝目を挙げた前回29日DeNA戦(マツダ)は初回に5点の援護。それが今回は10点と倍になった。

 「格好いい姿を見せられて良かった。子供たちの憧れの存在でいられるように頑張ります」

 イチローや松坂らに憧れた小学校時代。今は自らが子供たちの憧れの的となっている。恒例となった本拠地での勝利プレゼントで「マエケン画伯」は白いTシャツに鯉のぼりの絵を描いた。前日のサヨナラ勝ちの勢いそのまま、チームは4月8日からの3連勝以来の連勝。エースの運気も上向いてきた。

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2015年5月6日のニュース