岩田 バッキー以来47年ぶり!虎投手で満塁V三塁打

[ 2015年5月6日 05:30 ]

<神・中>6回2死満塁、岩田は適時三塁打を放ち豪快に滑り込む

セ・リーグ 阪神4-2中日

(5月5日 甲子園)
 「打者・岩田」が試合の均衡を破り、阪神の連敗を3で止めた。1-1で迎えた6回2死満塁。打球は無人の右翼線へ転がり、今季15打席目での初安打が3人を還す決勝三塁打となった。

 「前の自分だったら代打だった。必死の思いで投げていたのが伝わって、打席に立たせてもらえた」。6年ぶり2本目の三塁打という首脳陣にすれば望外の結果を出し、投げても7回2失点で2勝目。阪神投手が満塁走者一掃の三塁打で決勝点を挙げたのは、68年4月27日の大洋戦(甲子園)のバッキー以来だ。

 5月5日は「自分の中では肘をやって勝った印象が強い」という。11年のことで、左肘手術から復活を果たす578日ぶりの白星だった。翌12年、そして今回も勝って、こどもの日は3戦全勝。3児のパパは「(全勝は)僕が子供みたいやからかな」と笑った。

 ▼阪神・鳥谷(岩田に続き7回に三塁打。8回には梅野も打ち、阪神の1試合3三塁打は2リーグ制後最多タイ)岩田がよく投げてくれていたし、きょう勝てたのは、チームにとって大きい。

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2015年5月6日のニュース