オリ３連敗借金10…松葉背信４失点ＫＯも代わりいない

＜西・オ＞５回、マウンドに集まる松葉（中央）らオリックスナイン

パ・リーグ オリックス１－６西武

（5月5日 西武Ｄ）
　オリックスが３連敗で、４月１８日以来の借金１０を背負った。投打に完敗の内容に、森脇監督は「きょうみたいなやられ方だと、かえってスッキリする。もう１回、明日ぶつかっていく」と自嘲気味に振り返った。

　敗因は先発松葉の乱調。５回、１死一、二塁で、中村に２点適時二塁打を打たれて降板。４失点で４敗目を喫し、指揮官は「去年の投球と違った形が２カ月弱も続いている。いろんな方法がある」と、２軍落ちも含めた再生に頭を悩ました。

　松葉は「調子どうこうでなく実力不足。目いっぱいやっている結果がこれです」と肩を落とした。ただ一方で、高山投手コーチは「２軍で結果を出している選手もいない」と、現状の対抗馬不在を嘆いた。金子、吉田一、山崎福らの復帰を待っている余裕もない。６日の結果によっては、首位まで１０ゲーム差が開く危機。早くも徳俵に足がかかってしまう。